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長期整備区域(Zone d´Amenagement Differe ZAD)
フランスの土地政策上の基本的制度のこと。
将来の整備事業の実施に備えるために、一定の区域を定めて先買権による土地取引規制を図ることを目的とする。
既存の制度優先市街化区域ZUPにより、先買権による土地投機阻止という目標は、ZUP区域では一応達せられたが、他方ZUP周辺部での土地投機現象に対処するために1962年の法律によって創設された。
ZADは、さしあたりは整備実施が確定していないが、将来的には市街化に伴う整備が必要となる区域について、先買権行使を通じて土地投機を阻止するのが制度の狙いであった。
したがって、先買権の行使機関はZUPの先買権よりも長期であるが、なお期間の限定が存在し、区域の設定は厳格な設定手続きに服し、先買不動産は、整備を実施されたのち、最終的には私的利用者に再譲渡される「公的取得・整備・再譲渡システム」が維持されている。