ニュータウン(new town)
新都市を意味するが「ハワード」の田園都市思想の影響の下に制定されたイギリスの1946年ニュータウン法にその起源がある。
イギリスでは第二次大戦以降、過密対策の一環として、いくつかの新都市の建設が企てられ、この法律に基づいてそれが具体化された。
まずロンドン周辺ではステーブネイジをはじめ8都市の建設が決められたが、これらは住宅のほかに生産機能をも備えた、いわば自己完結型の新都市の計画であった。
現在までにイングランド19、ウェールズ2、スコットランド5、北アイルランド4の新都市の建設が進められてきた。
ただ最近ではロンドン等の既成大都市のインナーシティ問題が大きくなったこともあって、ニュータウン政策は、現在では凍結状態にある。
日本でも多摩ニュータウン、泉北ニュータウン等多くのプランが実施されてきたが、実態は住宅都市的な色彩の濃いもので、イギリスのニュータウンとはずいぶん趣が異なる感がある。
なお、アメリカでは、ニュータウンはこのような住宅都市的なもの、あるいは自己完結型のもの等かなりフリーに観念されている。
関連用語 インナーシティ問題