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ゾーニング(land-use zoning)
アメリカの州政府は、ポリス・パワー、収用権、課税権の三つの権限を有する。
ポリス・パワーとは、州民の健康・安全・道徳・福祉を目的として諸種の規制を行うための立法権限をいう。
各地方自治体は、州政府の授権法による授権に基づいて、この立法権限を行使する。
土地利用規制を内容とするゾーニングの条例制定権はその一つである。
ゾーニングは、建築物の用途や規模、居住密度、オーブン・スペースなどを規制・誘導して、都市の形態を制御する手法である。
その目的は、互いに有害な効果を与える土地利用を区分・分離することを基本としながらも、都市問題・環境問題の深刻化に伴って、アメニティの実現や社会資本整備を伴う住宅供給の確保など公共の便益を積極的に実現する方向に拡大してきている。
しかし、土地収用問題・財源問題のために、その実現手法は禁止的手法だけでなく市場機構を活用する誘導的手法(非ユークリッド・ゾーニング)を採用する方向に拡大してきている。

